メンズコスメでシミを防ぐ

シミの原因

実は女性より男性の方がシミは出来やすく消えにくいと言われています。その原因はたくさんあります。

◎紫外線対策をしない

◎保湿が圧倒的に足りない

◎毎日のシェービングで肌への負担が大きい

◎活性酵素のサビつき

などなど。。。

中でも1番の原因は紫外線です。

よく耳にするメラニンとは

肌や毛髪などを作る色素の事です。基本は黒や茶色のユウメラニンと、赤毛などに含まれる黄色や赤色のフェオメラニンに分けらますが、一般的にはメラニンというと黒~褐色のユウメラニンをメラニンと呼ぶ事が多いのではないでしょうか。

メラニンは紫外線を吸収して肌の細胞を守る働きがあり決して悪い細胞ではありません。

日焼けよって皮膚が黒くなるのは、紫外線を浴びた皮膚がメラニンによって細胞を守る反応とも言えます。しかし、シミなどの部位は必要以上にメラニンが増加しているからシミになるとも捉えられます。

シミは、ターンオーバー(肌再生サイクル)が行われる表皮の1番下の部分である基底層にあるメラノサイトという細胞がメラニンを作り出します。そのメラニンが排出出来ないと肌表面に色素沈着をおこしシミになります。

肌環境が悪いとメラノサイトは、肌を守ろうと活動を始め、チロシナーゼという酵素の力を借りてチロシナーぜをメラニンへと変化させます。

正常に排出されない細胞が肌表面に残り色素沈着されシミになります。
しかし、通常ならターンオバー(肌細胞再生サイクル)によって肌の表面に徐々に浮き上がっていき、最終的には肌から剥がれ落ちるのでシミになることはありません。

ですが加齢や肌の調子によってターンオーバーを促進する機能が徐々に衰えていくと、作られたメラニン色素がスムーズに排出されなくなり、シミとして肌に残って剥がれ落ちなくなりそのまま色素沈着されシミとなって現れます。

そういった攻撃をブロックして多少攻撃されても肌のターンオーバーサイクルを崩さない様にするのが日焼け止めの役割です。

実際、小林製薬が実施した調査によると、「肌で気になることはシミ」と答えた20代~50代の男性は25%(2016年)と1/4にも上る反面、別の調査では男性の92%が日焼け止めを使っていないという回答をしています。

20代後半には肌再生細胞は格段になくなります。肌表面に薄く現れ出した時には中には倍のシミ予備軍が潜んでいると考えて下さい。少しでも早い段階でのケアをおすすめします。

◎保湿が圧倒的に少ない

男性の肌は女性に比べ皮脂量は3倍水分量は2分1です。

また排出水分量も女性に比べ2倍とほとんどの男性が確実に慢性的な水分不足です。それにより肌環境が悪くなり肌のターンオーバーが正常に作動しなくなっていきます。

体内の水分が減るとそれを補う為に皮脂が分泌されます。よく脂性でベタベタするから化粧水はつけないと言う男性がいますが、皮脂の過剰分泌とオイリー肌とは脂の質が違います。ベタつくのが苦手な男性はオイリー肌用化粧水などで肌水分を補ってみて下さい。また肌環境が悪いと肌を守ろうとメラニンが多く発生しシミの原因を作りやすくしてしまいます。きちんと水分を補い保湿を心がけるのがシミを増やさない1番の近道です。

◎活性酸素がサビつく

活性酸素は体内に侵入するウイルスや細菌を退治する役割がありますが、体内で必要以上に増えすぎてしまうと健康な細胞まで酸化させてしまう恐れがあります。加齢やストレスを溜め込む事により活性酸素を消去する動きが弱まり色んな細胞を酸化させてしまいます。酸化してしまうと細胞の脂質が変化したり死滅しシミやシワ、また老化現象の原因となります。

シミに効く成分

一般的に有名なのが、アルブチン・ハイドロキノン・コウジ酸・ビタミンC/A/E・トラネキサム酸・プラセンタ・ヘム鉄・亜鉛・リコピンなどです。また緑茶などに含まれる抗酸化作用のあるポリフェノールなども海外ではアンチエイジングと美白に効くと人気です。食べ物・化粧品・サプリメントなどを使い上手にシミと向き合うのが理想です。

メンズ 医薬品でシミを撃退

薬用と聞くとスキンケアに慣れていない男性も挑戦しやすいのではないでしょうか?

「薬用」「医薬部外品」の違いですが、表示が違うだけで実は意味は同じです。厚生労働省によって有効性が確かめられた成分が配合されている化粧品だけが薬用や医薬部外品表示が許されます。

人体への安全性と有効性を保つため成分の配合量までしっかりと定め研究データーを提示しないといけません。メーカーや製薬会社が研究を重ね安全性を証明しているので安心ですが効果は人それぞれだと思います。

化粧品はシミを消すものはありません。もちろん使い続ければ薄くなる成分が入っている商品も多いですが基本的にはシミの成長を止めるような効果が期待できる成分がほとんどです。シミの原因を改善またはシミを今以上に増やすのを防ぐ効果がある成分が入っているのが医薬品化粧品です。

今あるシミを完全に消し去るには皮膚科などのレーザー治療が1番有効です。

ですが広範囲に広がってしまうと時間もお金も掛かります。気づいた時にケアしておく事が大事となるのです。

ドラッグストアやオンラインでも購入できるおすすめ薬用化粧品をご紹介します。

■クワトロボタニコ ボタニカルスポッツソリューション

日本初!シミに有効とされるコウジ酸配合の医薬品です。コウジ酸開発元の三省製薬とのコラボレーションとして発売されており、大人気商品です。またクワトロボタニコ自体もボタニカルな商品を得意としており肌にもいい天然植物エキスも配合されています。

■MENSケシミンクリーム

シミを防ぐ有効成分トラネキサム酸が多く配合されているケシミンシリーズ、中でもクリームは部分的に集中して塗ってそのまま寝れる為使いやすく薄いシミに効果的です。

■資生堂 純白専科白雪美容液

資生堂が薬事開発した美肌成分m-トラネキサム酸と日本古来の天然由来の美容成分米ぬか・はちみつ・白まゆエッセンス・コメ胚芽油・加水分解シルクを配合。美白美肌両方ケアできるコスパのいい商品です。

■ロート製薬 メラノccシミ集中対策美容液

活性化ビタミンC、ビタミンEが含まれている商品です。これらビタミン成分には、殺菌成分&抗炎症成分も含まれているためシミ・ニキビを抑える効果があり、ベタつきが少ない為男性からは使いやすいと評判です。

何より使い続ける事が大事です。自分に合った買いやすい商品を購入ししっかりケアしましょう。