メンズコスメでビジネスが成功する

人は第一印象できまる

2014年から2017年に連載されていた大久保ヒロミさんの『人は見た目が100%』という大ヒット作が話題になりました。おもしろく時に切なく人間関係などまじえ書かれておりますが、人は見た目が100%というのはあながち間違ってはいません。得に人は第一印象でその人の人格を無意識に決めてしまうとも言われています。

第一印象というのは心理学の分野ではもっともポピュラーで長年様々な研究がされてきました。その中で初頭効果というものが発見されており、最初に示された特性が印象に残りやすく、後の評価に大きな影響を与えるというものだそうです。

米国の心理学者アルバート・メラビアンが行った研究では、出会ったときの最初の数秒でその人の第一印象が決まるということが分かりました。

この結果第一印象は一度形成されてしまうとその後なかなか払拭することが難しく、第一印象で悪印象を与えてしまうと、その人との関係性を作ることは難しくなってしまうというものです。メラビアンは人は出会って数秒で相手の印象を決めているのではないか。と考え初対面の人について、言語、視覚、聴覚で矛盾した情報が与えられたとき、どの要素を優先して判断しているかを調べた結果、視覚が55%、聴覚38%、言語が7%になったという結果が出ました。これをメラビアンの法則と言います。つまりどれだけ自分にとって有益な情報を相手が言ってたとしても、見た目に信用性がないと信用しにくいと言う事です。

必ず誰にでも心当たりがあるのではないでしょうか?

ビジネスシーンでは得に信用を勝ち取る事はビジネスの最短成功率につながります。身だしなみを整えるというのは古くからある日本のマナーの1つであり、礼儀ともとらえられます。

ビジネスシーンでマストなコスメ

ビジネスシーンでマストと言えるのは最低限のスキンケア、リップクリーム、デオドラントスプレーです。

人は必ず話している相手の口元に目が行きます。その時唇がカサカサだったり荒れていたらどうでしょう?そこに目が行きその人の話は頭に入ってこないでしょう。

また、職場の女性進出が急増しています。会社や満員電車に乗る際隣の人が汗くさかったらどうでしょう?まず、自分だったらどう思うかを考えるのは人と仕事をするのに必ずついてくるものだと思います。

また、女性は肌が綺麗な人=ちゃんと手入れしている人と見ます。それだけで信用度があがり相手は接しやすくなります。

何も難しい特別な事をするのではなく、自分に少し気を使ってみるだけで、仕事もプライベートも向上します。

大手企業はもう目をつけている。

日本最大手化粧品メーカー資生堂では、企業に向けたセミナーを開催しています。「肌マネジメント研修」というもので、ビジネススキルの一つとしてスキンケアを推奨するものです。それだけ見た目の重要性はあると世間が実感している証拠ですね。

肌マネジメント研修はこれまで多くの大手企業が資生堂にセミナーを依頼し、一度のセミナーにつき約50人以上が参加している人気セミナーです。なかなか男性は聞く機会が少ない正しい肌知識が得られ、意識を高められると好評です。

海外のビジネスマナーではスキンケアが常識であることや、スキンケアの正しい方法などを学ぶことが出来ます。

ロシアの大統領やイギリス王室の皇子、自分で自分を売り込むエージェント契約が基本のハリウッド俳優などはスキンケアを基本としており、スキンケアにお金も時間もかけると公言しています。見た目だけに囚われるのは危険ですが、自分をよく見せる努力は評価されるべき事だと思います。