世界のKiehl’s(キールズ)
1851年天然由来成分を使用した軟膏などを提供するアポセカリー(調剤薬局)としてオープン。1894年に薬剤師だったジョン・キールが当時のアポセカリーを買収しキールズが誕生、1921年にキールの弟子でもあるハーブ研究家アービン・モースがキールの店舗を買い取り今のキールズの経営基盤が出来ました。当時からアービンは「TRY BEFORE YOU BUY」というサンプリングサービスを提唱しており、とにかく一度使ってみて購入してくださいと言う考えは今もなお受け継がれています。
また、1924年には成分をラベルに表記。今では当たり前ですが当時のアメリカではまだ法令化されていなかった為とても珍しかったと思います。全てお客様に正確に開示し安心して購入してもらう為だそうです。
アービンの息子のアーロンはペニシリンの開発や放射線による火傷などに効くアロエクリームなどをアメリカ合衆国に提供する化学成分開発の先駆者とも言われておりその能力は化粧品開発にも大きく生かされこの頃にはキールズの代表となるスキンケアアイテムが続々誕生しています。
1988年世界初の無酸素補給によるエベレスト登頂を果たした「エベレスト88」というチームが8つのキールズ製品を持参しいたそうで、過酷な環境下でもチーム全員の健やかな肌をサポートしたと話題になりました。
現在もアーロンの娘夫婦が引き継ぎ科学とハーブを基盤に皮膚科学者からも協力を得て様々な人の肌悩みに答えれる様色んなアイテムが発売されています。
買いやすい・揃えやすい・優しい
キールズ製品は百貨店やデパートといった場所よりも駅の一角やパルコやルミネなどのファッションビルやポップアップストアに入ってる事が多く、立ち寄りやすい店舗設計になっています。またお値段もCHANELやGIVENCHYなど高級ブランドより高くなく3000円〜4000円程度の物が多いです。
また、ヘアケア、スタイリング剤、シェービングクリーム、洗顔、化粧水、美容液、クリームやボディークリーム、リップクリームまで揃うのであまり詳しくない男性の人でも全て揃えれるのも魅力です。
また天然由来成分でほぼつくられており、ウコンやアロエと言った聞きなじみのあるハーブやスクワランやヒマワリ種子オイルといった植物性オイルが沢山つかわれており、その中にビタミンcやヒアルロン酸などしっかり保湿成分が入ってるものがベースなので敏感肌の人にも安心して使えると思います。
近くに店舗がない場合も公式ホームページで500円前後(主に配送料)サンプル購入出来るので試しやすくなっています。
Kiehl’s(キールズ)のメンズライン
ユニセックスで使えるものも多いですがしっかりメンズラインも出ています。
🔵健康的でハリのある肌をキープするエイジングケアAGDライン。黒いボトルがカッコイイ。
🔵ベーシックな保湿ケア、フェイシャルフュールライン。
🔵皮脂ケアとしてベタつきやすい男性むけオイリー肌用のO=Eコントロール
どれもパッケージもカッコよく大変人気のラインです。
アメリカではエイジングケアが基本のスキンケアです。いつまでも見た目の若さをキープするブラット・ピットやサラ・ジェシカ・パーカー、レア・モアなども愛用するキールズ。日本ではモデルの紗栄子さんが肌の調子を整える時はキールズのスキンケアと発信し話題になりました。なかでも人気のキールズ クリームUFAは発売から今まで超ロングランヒットとも言えるでしょう。